自転車通勤の可能性を探る
家を買う前は会社まで自転車で20分ほどの距離だったので積極的に自転車で通っていたのですが、現在は概ね20kmを少し切る程度の距離があるので考えに入れずバスと電車で通勤していました。
ところが、35歳も過ぎると腹の肉が溜まってくるわけで、通勤に自転車を使って少しでも運動量を増やそうという試みに対する考察(?)です。
とりあえず問題は次の通り
- 距離は適当か
- 寒暖対策について
- 車両について
- 経路について
- 会社の許可は
距離は適当か
いくつか自転車通勤に関するサイトをみたところ、15km程度の距離が限界というか区切りの距離として出ています。 つまり20km弱は確実に初心者向けではない。
しかし20kmを超えて自転車通勤をしている人もいなくはないので、工夫や経験によっては全く不可能な距離ではないとも言える。
短距離から慣らして20kmまで伸していくというのが現実的な手段っぽい。
伸びきる前に飽きなければ。
寒暖対策について
そもそもかなりの汗っかきなので、6月から9月あたりまでは汗対策が必要だし、11月から3月あたりまでは寒さへの対策が必要そう。
自転車をこぐことで衣服のすり切れが早くなるはずだし、通勤中と勤務中の衣服は変えた方がよい。
夏の汗対策
勤務先かその周辺にあるコインシャワーの施設を利用する、更衣室で制汗スプレーと汗ふきシートに活躍してもらうなんかが割と多いようで。
ざっと探したところ会社の周辺にはコインシャワールームも、朝から空いているジムも無い、もちろん会社自体にシャワーがついているなんてこともない。
後者を選ぶとしても、更衣室もないのでトイレでも使う必要がある。とても狭いんだけど…。
やっぱり一番のネックはここかなぁ…。
冬の寒さ対策
これは単純に自転車用の厚着をする。それ以外はなさそう。
様々な寒さ対策グッズがあるようなので、こちらはあんまり問題にならない感じ。
車両について
現在のシティサイクルで20km弱は走れないことはないけどやらない方がよさそう。
ロードサイクルかクロスバイクなど軽い自転車を手に入れるべき。資金はどこから…。
本当に買うならば最初はしっかりとした中古でもいいかもしれない。
どういった車両にするにしても、車両自体の他にタイヤ周りの応急処置キットを持って移動しないとパンクした時に死ぬ。
経路について
日本の道路は自転車に優しくない。長距離を走るのに経路の熟考は必須。
地図を眺めてみると、家の近くから途中までは土手の上にサイクルロードが整備されている。サイクルロードの終点から会社付近までは幹線道路が走っている。
サイクルロードはともかく、幹線道路は自転車の通行帯がどうなっているのか、実際に移動してみないことにはわからない。自転車通行可の歩道でもあまり狭いと歩行者の邪魔になるし、自転車の通行帯が無ければ自動車の邪魔になるし…。
地形的には一度土手を越えなければいけないので概ね7mの登りがあって、その後同じく7mほど下る、さらに土手と会社の間に支台があるので、そこで5mほど登る。会社の直前に旧河道があってだいたい3m下って3m登る。ざっくりそんな感じ。
会社の許可は
通勤方法に許可もクソもあるかと思っていたけど、事故だの保険だのを考えると会社からの許可も取っておかないといけない。
そもそも同じ職場に長距離を自転車で通勤している人がいないからダメとかいう可能性もある。
本気で自転車通勤するなら真っ先に落とさないといけないっぽい。
さてどうしよう
少しずつ距離を伸すということを考えると、これから秋に向かって気温も下がっていくので始めやすいかもしれない。
交通費は往復1000円を超えているので4万円の自転車(プラスアルファ)で初期投資すると概ね2ヶ月で元がとれるはず。
実際には雨や雪、その他の気象条件で自転車で通勤できない事があるから上手くはいかないだろうけど。
悩むところですねぇ…。